2021年7月2日 12:00食品や用途に合わせた「揚げ物テイクアウト容器(袋)」の選び方とポイント

新型コロナウイルスの影響で、この1年ちょっとの間に飲食業をはじめ、様々なお店が営業時間の変更や休業要請に従った対応をしています。

外出する時間においても夜は特に人が少なくなっています。そんな中、生活者は以前と比べテイクアウトやデリバリーで食事をする機会が増えました。

本記事のテーマになっている「揚げ物」は、以前からスーパーの惣菜コーナーでも人気の食品です。

お弁当やお惣菜が並ぶコーナーでも「唐揚げ」「コロッケ」「トンカツ」「天ぷら」などの揚げ物はたくさんのスペースを使って並べられています。

揚げ物

出来上がった状態で持ち帰る「揚げ物」は、生活者にとってとても馴染みのある食品です。

この「揚げ物」は、飲食店でも少量からテイクアウトとして提供でき、取り組みやすいメニューになっています。

今回の記事では、食品や用途に合わせた「揚げ物テイクアウト容器(袋)」の選び方とポイントをご紹介します。

 

形状やサイズのポイント

揚げ物テイクアウト容器は、『箱』『トレー』もしくは『袋』がよく利用されています。

食品(料理)・サイズ・食べるシーンに合わせて上手く使い分けれると良いでしょう。

 

箱で提供するとき

安定感があり持ち運びしやすい容器です。

食品を入れるスペースを確保しやすいので以下のような場合に箱が利用されています。

  • 自宅でゆっくりと食事をする場合
  • サイズが大きい、重量がある料理の場合
  • 品数や量が多い場合

 

トレーで提供するとき

トレーの場合、食品(料理)全体を覆う蓋やシートなどが無いことがほとんどです。

その為、お客様にお渡ししてすぐに食べる時に利用されている容器です。

箱を利用する場合もありますが、蓋を開けたり開封する作業でストレスを感じられる場合がありますので、お客様にとってより利便性が高い方を採用出来ると良いでしょう。

 

袋で提供するとき

「唐揚げ」「コロッケ」「揚げパン」「フライドポテト」など、お客様がすぐに食べる場合などに人気なのが袋タイプのもので、以下のような場合で利用されています。

箱やトレーに比べ包材コストを抑えやすいのも特徴です。

  • 1つあたりのサイズが小さめの場合
  • 形崩れの心配が少ない場合

 

揚げ物容器(袋)に必要な機能性

容器

テイクアウト容器は、入れる食品(料理)によって求められる機能が変わってきます。

「揚げ物」を入れる場合に必要な機能は主に『耐油性』と『耐熱性』です。

 

耐油性

揚げ物の表面についている油分は、耐油性が無い紙容器などに入れてしまうと容器の外側にまで油が染みてしまう事があります。

紙製の容器や袋を利用する時は、必ず『耐油性』があるか確認しましょう。

 

耐熱性

テイクアウトした揚げ物を自宅でレンジアップする可能性があります。

耐熱性が無い容器の場合、容器自体が溶けてしまったり、最悪の場合は発火する危険性もあります。

容器の材質(プラスチックや紙など)に関わらず『耐熱性』がある容器の方がお客様に対して親切です。

 

容器(袋)の材質

揚げ物の包材で主に使用されているのは、プラスチック製容器と紙製容器です。

それぞれの特徴と注意点が以下になります。

 

プラスチック製

スーパーやデパ地下などの揚げ物容器は、プラスチック製のものがよく利用されています。

プラスチックなので油染みの心配が無いのがメリットです。

しかしプラスチック容器の場合『耐熱性』が無いものも多く、飲食店で同じように利用しようとしても心配な場合があります。

プラスチックは「ポリプロピレン(PP)」「ポリスチレン(PS)」という種類があり、耐熱性が必要な場合は「ポリプロピレン(PP)」と記載されている容器を選定しましょう。

 

紙製

容器

食品(料理)の上品さ・温かみ・高級感などを演出しやすくなります。

箱型の場合は、食品(料理)を入れる部分が紙製で蓋がプラスチック製になっていることもあります。

また、袋型の場合は、中身が見えるように透明フィルムなどと組み合わされている仕様のものもあります。

最近では、SDGsなど環境に対する取り組みなどが注目されていることもあり『脱プラスチック』として紙製の容器を使用している企業やお店も増えています。

 

揚げ物テイクアウトの販売促進

競合との差別化をはかるための販売促進の事例をご紹介します。

 

試食

スーパーで展開されている試食ブースで食べたことをキッカケに、食品を購入した経験がある方は多いのではないでしょうか。

テイクアウトを促進する場合でも非常に有効な手段になりますので、環境(設備など)が整うようでしたら、購入していただくキッカケとして取り入れてみるのもオススメです。

試食トレー

ブランディング

揚げ物の見た目は競合と比較した場合、どうしても似たように見えてしまいます。

まだその揚げ物を食べたことが無いお客様に対して、一瞬で味の違いを伝えるのは難しい限りです。

そんな時に有効な手段が包材を工夫することです。

紙製の箱や袋ならオリジナル名入れなどをする事によって見栄えを良くし、独自性を出すことが出来ます。

名入れ

衛生対策

揚げ物は他のテイクアウト料理と比べて油分で手が汚れやすい料理です。

また新型コロナウイルスの影響もあり、生活者は手の汚れに対して敏感です。使い捨てお手拭きなどを渡す場合もアルコール消毒などが含まれた物の方が安心感があるでしょう。

店頭で受け渡しが完了する場合でもアルコール消毒液を設置しておくだけで衛生対策に取り組む姿勢が伝わりやすくなるはずです。

 

まとめ

「揚げ物テイクアウト容器(袋)」の選び方とポイントをご紹介しました。

提供する食品(料理)によって選定する容器(袋)は異なるかと思います。

 

天満紙器では、揚げ物に使える紙製の容器を充実させています。

様々な形状のものがあり、商品が掲載されたカタログも無料でダウンロードいただけます。

企業様の場合、オリジナルの名入れなども可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

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